• diary

    斑ではない

    ハラン

    ハランの葉。よくお弁当に入っているバランの由来の植物です。

     

    凍結によって葉が斑入りみたいになっている。

    一時的な現象で、葉も痛むので防ぎたいところでしたが、とてもきれい。

     

    こういう植物のリアリティーはバーチャルにはない感動があります。

  • diary

    冬の表情

    ヒノキの葉の霜焼け。

    ちょっと分かりにくいかな。

    ヒノキ 盆栽 

    毎年こうなります。

    寒風と霜に当たると茶褐色に変色しますが、春になるとまた活き活きと蘇る感じが見ていて楽しい。

    ハウスに入れたりして、防寒すれば緑を保てるけど、これはこれで良い。

     

    季節や天気、気分によって感じ方や見え方が変わるのは人も植物も同じです。

    葉が痛んだり、枝が枯れたりしてしまう事もありますが、一時的な状態にとらわれることなく、普遍的な豊かさを探して行きたいと思っています。

     

  • bonsai,  how-to

    盆栽 蝦夷松

    ここ最近、針金掛けが続いている。

    松柏類の針金掛けは冬季に行う事が多く、春の植え替え前までに出来る限り終わらせておくと後が楽です。

    蝦夷松盆栽

    この蝦夷松は入手して大体五年位経っていて、これが3度目の針金掛け。

    だいぶ形が出来てきたので、今回は今後の成長を考えて、きっちりと枝の配置を決める事にしました。

    前回までの2回は荒掛けと言って、大まかに形の方向性を矯正するだけでしたが、今回は全ての枝の全ての芽まで確認しながら、剪定と針金掛けを行いました。

     

    蝦夷松は芽吹きが旺盛で放っておくと枝先が混み合うので、剪定で不要な芽や枝を整理しておくと、今年、来年と成長しても綺麗に枝を作って行く事が出来ます。また、その成長の方向と程度も考慮しながら枝の棚を作って行きます。

    今回はどこから見てもきっちり作りたかったので、結局、12時間近くも掛かってしまったのですが、盆栽と集中して向き合っている時間は贅沢はひと時です。

     

    こんな風に何十年も人から人へと、受け継ぎながら作り続けていくのが盆栽の面白い所ですね。自分だけでは完成しなくても、誰かの手に受け継がれる様な、受け継ぎたくなる盆栽を創れるように日々精進に励むのみです。

     

    蝦夷松 盆栽

    2度目の針金を外して半年経った状態。

    一年半は掛けたままにしていたのですが、上に戻る力が強く、また形が乱れました。

     

    今度は二年は掛けておく事になると思います。

    もちろん、針金が枝に食い込んできた箇所はその都度外していきます。

     

    蝦夷松:手入れ前

    最初の状態

  • bonsai

    赤松 針金掛け その2

    長い間、手入れされる事無く樹勢の衰えた樹は数多く存在します。
    盆栽園にもありますし、園芸店にも愛好家のもとにも眠っています。

     

    私の場合は完成木を仕入れる事は稀で、ほとんど荒木の状態から作り直すようにしています。

     

    盆栽をこれから始めてみたいという方も、そういった樹から作ってみるのも楽しいと思います。
    もちろん、あまり弱った樹はリスクがあるのでオススメしませんが、ただボサボサと伸び放題の樹は改作の楽しみを味わえると思います。

     

    その為には色々と覚える事がありますが、それもまた面白いのです。

     

    赤松盆栽

    この赤松も樹勢の回復を待ってからの整姿作業です。

    樹の状態にもよりますが、根詰まりした鉢から植え替えして、最低一年は養生期間が必要となります。
    針金も掛けませんし、芽切りもしません。

     

    赤松盆栽赤松盆栽

    樹の状態は葉の色や硬さ、芽の大きさで大体判断できます。

     

    赤松盆栽

    この樹も裏と表の区別はあまりしないで作っています。
    枝数が少なく頭の向きも今後の生育次第で変わるからです。

     

    こういった樹は色々な可能性を残しながら作る事が大切だと感じています。
    盆栽としてたとえ欠点があっても、そこを見どころとして魅せられる様に作って行く事盆栽に携わる者の使命ですね。