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    常盤シノブ

    シノブ流木着生

    シダ植物のトキワシノブです。

    最近では吊りシノブとして夏場によく売られています。
    風鈴が付いていたり、宝船のカタチが有ったりと人気です。

    シノブは夏だけ葉が展開するものと、冬も葉を付けたままの常緑のものがあります。その他には石化性や葉が八重のタイプ、西洋シノブと呼ばれる葉が薄く軽やかな夏緑性のタイプなど多数存在します。

    着生シダの一種なので、ヘゴ板や流木などに付けると、より自然の趣が増します。

    管理は非常に簡単で置き場は日陰で水を沢山あげる事がポイントですね。
    東京では一年中屋外でも大丈夫です。

    春から夏にかけて、月に2回ほど液肥を与えると良く育ちます。

    トキワシノブは緑が少ない冬場に室内を彩るのにもってこいです。

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    ヒトツバ 立葉甲竜

    一ッ葉「立葉甲竜」

    ヒトツバ 立葉甲竜

    ヒトツバの品種で葉がノコギリのような形をしている。

    品種それぞれに見どころがあって観賞価値が高いですね。

    成長がゆっくりなので、株が大きくなるまでには時間が掛かります。
    この株は比較的大株の部類に入ると思います。

    葉が数枚の時は品よく飾って、株が大きく葉数が増えてからはより野性味を帯びますので、それを楽しむ飾り方になるかと思います。

    根茎と葉の動きが引き立ち、今後の培養もしっかりと可能な鉢を只今製作中です。

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    シダの魅力 マメヅタ

    マメヅタというシダがあります。

    とてもかわいく魅力的な植物です。

    シダ着生マメヅタ

    マメヅタはウラボシ科のシダ植物で、樹木や岩に茎をはわせて増える着生植物です。

    肉厚で丸い葉が特徴で、一度活着すると非常に丈夫なシダです。
    葉は栄養葉と胞子葉があり、栄養葉は着生生活に適応して水分を蓄えている為、肉厚で艶があり綺麗です。

    写真はヘゴにマメヅタと西洋シノブとハイゴケを着生させている物です。

    シダ類は温度と湿度と適度な光があればどんどん成長し活着しますが、適当に屋外に放置していても忘れた頃には良い雰囲気になっていたりします。

    八百日の目指す植物との暮らし方は「無理せず気軽に、でもこだわりを楽しむ」という感じですので、自然任せのところはそれが良いのかなと思っております。

    とはいえ、アクアリウムをされている方はシダの生育は上手いですね。
    お話を聞くとすごく勉強になります。

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    錦糸南天 玉錦

    古典園芸というジャンルをご存知でしょうか。

    園芸文化が発展した江戸時代には数多くの植物が育種、改良され、当時の美意識の中で品評し楽しまれていたようです。中でも斑や奇形などは愛好家の中で珍重されていたようですが、これは今も同じですね。

    現在でも、万年青(おもと)や東洋蘭(春蘭、富貴蘭、長生蘭)、マツバラン、イワヒバ、椿、ボタン、錦糸南天などはその名残が残っており、非常に多くの園芸品種あります。

    錦糸南天 玉錦

    これは錦糸南天「玉錦」という品種です。

    錦糸南天は通常の南天よりも葉が細かく、鉢でも品よく飾れます。
    葉の少ない冬には重宝しますね。

    南天は非常に丈夫な植物で、細かい管理があまり必要ないのも魅力の一つです。
    小さく締めて作りたい場合は鉢を小さく管理すると成長を制限できます。

    通常は株立ちになりますので、大きくなり過ぎたら切り戻して更新していきます。

    古典園芸植物はコレクションする楽しみのだけでなく、自分で作出する事も楽しいんでいた為に、これほど沢山の品種を現在見る事ができます。

    私もいつか自分の品種を作出してみたいと色々集めています。

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    ヒトツバ 双葉獅子

    シダはすごく好き。

    特にヒトツバは格別です。

    ヒトツバ 讃岐羅紗

    これは双葉獅子という一ッ葉の品種です。

    常緑で、着生シダで、日本の気候に合っていて、葉芸が面白い、万能のシダですね。

    成長が少し遅いかもしれないけど、ものすごく丈夫です。

    古典園芸植物として数多くの品種があり、園芸愛好家を魅了してきたシダです。