オブジェのような
流木にいろいろな植物を着生させているのですが、夏を過ぎるとハッキリと着生が進行しているのが分かります。
流木にも色々と種類があって、川や海で拾ってくるのも有りなんですが、八百日としてはオブジェのように飾れるものを作りたいので、木の劣化が少しでも遅い流木を使う様にしています。
写真はモパニウッドと呼ばれる非常に硬く水などで腐食し難い流木です。聞いた話だとアフリカなどの砂漠に埋もれていたものだそうです。硬い木質だけが残る事で独特の質感が生まれています。
これは流木だけでも鑑賞可能なほど魅力的なんですが、シダを着生させる事でさらにモパニウッドの可能性を引き出せたかなと感じています。
シダは日々成長していきますので状態は刻々と変わります。
時間と共に創り上げていくのは盆栽と同じですが、シダはより自然に任せる感じですね。
流木をオブジェのように飾るのは視覚的な面白さもありますが、シダの動きがより自由に上下左右に伸びる事が出来るようになるのが利点ですね。(床などに接地していないからです)