bonsai

リンゴ!リンゴ!姫リンゴ!

ご近所さんの一番人気はこれです。

 

姫リンゴ盆栽

盆栽に馴染みのない方もすごく興味を持ってくれます。
小さなリンゴに老若男女問わず足を止めて見て行かれます。

 

姫リンゴの実には毎年ワクワクさせられます。

 

姫リンゴ

今年の実は昨年より少し少なめですが、それでも沢山なってくれました。

 

姫リンゴはホントに簡単に実が付くので面白いです。

 

実を生らせるポイントは
1.剪定は花後遅くとも6月上旬までには終わらせる(冬季剪定の場合は花芽を確認しながら行う)
2.肥料は窒素分を少なめ、リン酸分を多めで春と秋(夏は絶対に与えない)
3.夏に花芽分化するので、よく日に当てる
4.花芽分化期に水を切らし気味にすると分化し易いが枯らさない様に注意する
5.分化には葉が必要なので、病害虫予防を徹底する(バラ科なので要注意)
6.自家結実性が弱いのでミヤマカイドウなどを近くに置いて授粉させる
7.花から実になる間は水切れさせない
8.生育は旺盛なので植え替えは1~2年で行うが、鉢を大きくし過ぎない

 

こんなところを注意すると沢山実がなると思います。

ちなみに花もピンクでとても綺麗です。

 

こういう盆栽というか植物を何気ない普通の生活に取り入れてもらえるようになったらいいな。

盆栽はまだまだ一部の限られた人たちの楽しみという気はしている。
ごくごく当たり前に音楽を聴いたり、本を読んだりするのと同じ感覚で盆栽が日常に溶け込んでいく、そんな未来を作って行きたいを思っている。

 

盆栽はホントに楽しい。この楽しさは伝統盆栽、ミニ盆栽、苔玉を問わず同じで優劣はないと改めて思う。

 

もちろん盆栽が文化である以上、権威や格式は不可欠なものだと思うけれど、
八百日としては毎日の生活を共に過ごしていける事が盆栽として一番大切なことだと感じている。