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    着生植物とは

    イワオモダカ流木着生

    植物を何かにつけることを着生させるといいます。

    植物の中には樹木や岩にくっ付いて土をあまり必要としない「着生植物」と呼ばれるグループが存在しています。

    着生植物は根や匍匐茎を延ばして木などに張り付きます。

    そのため地生植物のように根を地面に下す訳ではありませんので、水分は主に雨水や霧など空気中から吸収しています。

    流木や石に着生させる事で、より自然にその植物を鑑賞する事が可能になります。

    そこが着生させる事の一番の魅力ですね。

    この着生なんですが、下準備は数分から数時間で終わる訳なんですが、実際に活着させるまでには数年かかります。

    春~夏は植物も活発に成長しますので、多少くっ付きますが、本物の味わいを得るまでにはそれなりの時間が必要です。

    また、活着させるまでは水や光などちょっとした環境の変化を受けやすいのですが、一度しっかりと活着してしまえば、どんどん生育します。

    そして数年経った時には人の作為など感じないほどになっているはずです。

    最近ではチランジア(エアープランツ)やコウモリラン(ビカクシダ)やデンドロビウムなどのランを着生させているものをよく見かけます。

    八百日も着生は得意をするところなのでいくつか作っています。

    主に日本に自生しているシダを中心に着生させています。

    理由は比較的簡単に屋外でも越冬できるからです。

    地域によっては室内管理が必要となる場合もありますが、温室などの設備が無くても育つものがほとんどです。

    とは言っても温室があった方が冬場も成長させる事が出来る訳なので、そこは必要であればです。

    着生させる方法はシダとランでは違いますし、木と石でも違います。

    置く環境、水のやり方も違います。しっかりと活着を見せるまでは一つひとつ確認しながら、管理する事が大切です。