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根張りとコケ

モミジの根張りですが、挿し木からここまでつくるのに盆栽園で25年以上管理していたものです。
植え替えの度(3~5年に一度)に少しずつ根を出していく事で、この根張りはできていきます。
盆栽の一番の見どころとされています。
力強さ、巨木感を感じさせる為には最重要ポイントですね。
スナゴケはヤマゴケや銀ゴケとは違い上に伸びるコケです。
コケの中では日照に強く、ある程度光があると綺麗な色に生育します。
小さな星のように見えるのが魅力です。
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もちこみ(持ち込み) 「姫砥草」
盆栽の用語で同じ鉢で植え替えをしないで長く育てることを指す「持ち込み」という言葉があります。
もしくは鉢上げしてからの年数を指す場合もあります。持ち込む事によって、大きい葉も小さくなり、草姿も小さくなってきます。
これは盆栽では非常に重要な性質である為、園芸のように大きめの鉢ではなく比較的小さい鉢に植える理由の一つです。
鉢の中に根が回り、いっぱいになると盛り上がるように鉢の上に出てくることもあります。
盆栽の種類にもよりますが、盛り上がったり、鉢からこぼれるといった状態もなかなか風情があるものです。根が回ったら、鉢から抜いて水盤などに飾る事もできます。
そうする事で苔が生していき、自然とコケ玉の様になります。
「根洗い」と呼ばれるコケ玉のもととなる飾り方、培養の仕方ですね。個人的な感覚としては、樹よりも、草物の方が持ち込む事で趣が出やすいと思います。

これは姫砥草ですが、まだ3年。
この鉢のままずっと管理可能で、どんどん上へ盛り上がってきます。
製作途中の樹はあまり長く持ち込みすぎると完成までに時間が掛かりますし、針金掛けなど改作による負担を補うだけの体力も付きにくいので、定期的にしっかりと植え替えした方がいいと思います
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植物のオブジェ
流木にシダを着生させてしています。
着生植物も色々な見せ方がありますが、これは石と流木を鉄棒で固定してオブジェのように飾れるようになっています。


ある程度は計算で作っていますが、ほとんどの部分は植物任せですので、年を追うごとに刻々と変化が楽しめます。
製作三年目に入っています。植物だけでなく、流木も石も鉄も日々変化して行きますので、植物の生命力と無機物の静かな動きを見つめるのも面白いです。
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夏の風

花の少ない季節に涼しげな山野草
風知草は夏も冬も楽しめる草で、夏はさわやかに冬は儚く風に揺れている姿は四季それぞれの風情を感じます。
草物盆栽として、同じ鉢で長く持ち込めば、芽が増え、葉は小さく締まっていきます。
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影で考える
盆栽の針金掛けをする際に、色々な見方をしながら掛けていくと面白いです。
はじめに全体像を見ながら形のイメージを作っていきます。
全体と細部を交互に見たり、近づいて見たり、離れて見たりしながら針金を掛けていく訳ですが、同じ樹を何時間も眺めていると感覚がマヒしてくることが多々あります。
その場合は背景の影をぼんやりと眺めるとよく行く事が多いです。
影は平面的に見えるので、直接見るのとは違った目線で考える事ができます。

また、枝葉に行きがちな意識を空間に向け易くなります。
盆栽の良し悪しは葉と空間のバランスが重要ですので、影を見たり、一度写真に撮って確認すると問題点に気づき易くなります。