深山海棠(みやまかいどう)
ミヤマカイドウの実が少しずつ色付いてきています。
実物は日当たりの良いところに置くと綺麗に色付くので、
片側にしか日が当たらない場合は、たまに回転させてあげる事で均一に色付きます。
ミヤマカイドウやハナカイドウは姫リンゴの受粉樹としても重宝しますので、
一緒に置いてあげると相乗効果で両方とも実付きがよくなります。
特に人工授粉しなくてもよく生っている印象がありますね。
バラ科はどうしても病害虫が付きやすいので、
日当たり風通りの良い場所に置いて、定期的に消毒をする事が肝要です。
花芽は7月頃に分化するので、剪定は春の花後(実が付かない枝)か花芽を目視できる冬期に行ってください。
比較的簡単に実が生るので非常に楽しい樹種です。
ちなみにミヤマカイドウはズミの仲間で、
カイドウ(ハナカイドウ)とは同じリンゴ属ですが、別の種になります。