HOW TO

基本的な育て方

 

水やり(灌水)

春:1日1回 夏:朝夕2回、秋日1回 冬:2~3日1回が目安です。

基本は土の表面が乾いてからたっぷりと与えます。
鉢底から水があふれるまで必ず水をやりましょう。

土を触ったり、鉢の重さを確認したりする事でも乾き具合を把握できます。

 

夏期は植物の温度を下げ、葉ダニを防止の為、夕方に葉水(葉や樹全体に水をかける)をするのも良いです。

冬期は鉢が凍るのを防ぐために午前中10時~12時位までには終わらせましょう。

 

<注意点>

花や葉(高温時)に水をかけずに根元にしっかりと水を与えます。盆栽の土は水が溜まらない事が多いので、鉢の前後左右まんべんなく水やりしてください。(特に植え替え直後)

植物によって必要な水の量が違います、シダなどは多めに松などは少なめになど種類ごとに確認しましょう。

日当たりや風通しにより乾き具合は変わりますので一鉢一鉢しっかりと確認しましょう。

 

・置き場所

八百日で扱っている植物は、ほどんどが一年を通して屋外管理が基本となります。

特に盆栽は屋外で管理した方が良く、シダなどは屋内でも可能ですが成長期は外の方が元気に育ちます。

 

植物を購入する際には飾る場面をイメージしながら選んぶ事が多いと思いますので、友人やお客さんをおもてなしする時や花期などの見頃には部屋に飾って楽しみ、他の期間は庭やベランダなど日当たりや風通しのある環境で管理します。

ポイントは飾る場所と管理場所をしっかりと分ける事です。

 

また季節によって日当たり、風通しは変わりますので、ご自身の管理環境を確認しながら育てて行きましょう。

 

・肥料

盆栽は樹に対して非常に小さな鉢の中で育てています。
その為に適宜栄養を与える事が大切となります。

水はけが良く、肥料分や保肥力の少ない用土で植え込まれている盆栽は、一般的な培養土に植えられている植物よりも土に栄養分が少なくなりますのでしっかりと与えましょう。

 

時期は3月~5月、9月~11月

量は肥料の種類によって変わりますが、一月ごとに交換すると良いでしょう。
液肥の場合は2週間に一度位で与えます。

 

肥料やりの基本は与え過ぎない事です。
樹種にもよりますが、ちょっと少ない位がちょうど良いです。

 

以前blogで書いた記事です。

盆栽の水やり

葉水

盆栽の置き場

盆栽の肥料のやり方

植物に必要な肥料の成分